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2013年11月19日火曜日

統合失調症回復に必要なこと②

今日の記事は少し長いです。

以前の記事で、統合失調症回復に必要なこととして、

服薬と睡眠を挙げました。

また、デイケアや作業所でのリハビリにも多少触れました。

では、他に必要なことはないのでしょうか?

私は別に医者ではないので、専門的なことは分かりませんが、

私が統合失調症を回復する過程でこれは自分の役に立ったと

思ったことを書きたいと思います。

まず、服薬、睡眠、リハビリの3つは最低限必要だと思います。

そのほかに回復するために、私はあと3つ必要なことがあると思います。

「時間」と「社会生活技能訓練(SST:Social Skills Training)」と「認知の仕方の修正」です。

時間については、ある程度分かりやすいかもしれません。

どんな病気をしても、怪我をしても回復まではある程度時間がかかります。

特に、統合失調症という病気は比較的重い病気に分類されると思うので、

回復までには数年(人によっては数十年)単位の時間がいると考えられます。

この数年(人によっては数十年)の間、では何をすればいいのか?

そこで、私が実際に効果があったなと思ったのが、「社会生活技能訓練(SST:Social Skills Training)」

と「認知の仕方の修正」です。

「SST」のほうは、私が通っていたデイケアにプログラムがあったので、それに参加して学びました。

「認知の仕方の修正」は若干SSTの力も借りましたが、主に自分で学びました。

まず、「SST」についてですが、これは主に対人関係のスキルを鍛える訓練です。

訓練といっても、仲間やスタッフさんと楽しんで行います。(毎週宿題も出ますが。)

例えば、挨拶や友達との趣味の話の仕方、自分の意見の言い方、報告連絡相談の仕方、

他にもデイケアにおける役割を実行するための練習などを行いました。

最終的には就職面接の練習なんかもやりました。

こういう技能訓練をすることで、いろいろな場面でどう行動すればいいのか、

事前に練習できるので、生活するうえで非常に役に立ちました。

何よりも自分に自信がついて、前向きになれたと思います。

今、手元にSSTのファイリングされた資料があったので、見返していましたが、

最近、仕事であそこはここに書いてあるとおり、こうすればもっとよかったのかなんて思って

今でも役に立ちますね。

デイケアを卒業しても、もっと学ばなければならないと思いました。

次に、「認知の仕方の修正」についてですが、こちらは主に本とデイケアのスタッフさん

(受け持ちスタッフという方がDH(東大病院のデイケア)にはいます)との話やメンバーさんとの

やりとりなどのなかで獲得していきました。

例えば、デイケアに通い始めてすぐのころは、周りの人や親が復学したほうがいいというので、

自分はやっぱり復学しなければならない、と考えていましたが、どうしても復学するイメージが抱けずに悩んでいました。

そんなときに、受け持ちスタッフさんに相談したら、

10点満点の人生ではなく、5点や6点の人生でもいいんじゃないか、

などとアドバイスをいただき、復学しなければならないという思いから開放され、

復学できればすればいいし、しないならしないで別の道があると考えられるようになりました。

この考え方を得たことにより、前よりも気持ちが楽になりました。

他に、私はよく本を読むのですが本からも新しい認知の仕方を得られました。

例えば、「過去をひきずって、自分を苦しめるのはやめよう」という言葉と出会いました。

これはどういうことかというと、例えば、私の場合は病気になったせいで、

大学なんかもあまりいけなかったわけですが、これをそのままそう言っても、つまらないし、

なんかちょっと悲しくなる。

その本の考え方に沿えばこうなります。

病気になったおかげで、いろいろな人と出会えたし、さまざまなことを学べた。

しかも、そうして学んだ姿勢が社会に出てから活きている、病気になってよかったありがたい。

というような感じです。(実際、私もそう思っています。)

こういう考え方は、なんにでも応用がきくと思います。

他にも、こんな考え方にも出会いました。

当時、自分の生きていく方針みたいなものがなくて何か大きな夢を持ってなきゃいけない

ような気がしていたのですが、そんなことはないよということが書かれていて、まとめると

次のようなことが書いてありました。

別に大きな夢なんてもたなくていいんだ。一つ上を目指せばいい。

二つ上や三つ上を目指しても苦しいだけ。そんなことをするから落っこちてしまうんだ。

今目の前のことに全力で取り組んで、一つ上を目指せばいい、そうすればうまくいくんだよ。

というような教えでした。この言葉と出会って、そうすれば人生うまくいくんだと思ってとっても

嬉しかったです。今も、この言葉を忘れないようにして、

「一つ上を目指して、今目の前にある仕事を精一杯行うこと」と壁に紙に書いて貼っているほどです。

そういう、さまざまな認知の仕方の修正を通して、考え方が後ろを向いていたのが前向きになり、

自分自身明るくなっていったのを覚えています。

こういう考え方が書いてある本は、主に、斉藤一人さんの本から学びました。

一番、最初に読んだのは、「強運」(斉藤一人、PHP)です。

また、デイケアの友人に自分の見た目を変える重要性も教えてもらいました。

教えてもらったというか、髪にワックスをつけてもらったのですが、

髪の毛をいじったりすることで、以前よりあか抜けたねと周りの人に言ってもらい、

大変自信がつきました。これも、認知の仕方の修正に入ると思います。

その友人には本当に感謝しています。その友人も自分の目標に向かって今頑張っています。

こうしてみると、私はほんとうについているとも思えます。

DHに出会ってなければ、ここに書いた多くのことは実現してなかったはずです。

もし、これを読んでる人で、統合失調症の人で、病気をもっと回復させたいと思っている人で、

東京近郊に住んでないから、DHいけないという人がいたら、近くのデイケアや作業所で

SSTがあったり、自分の年と近い人が集まっている場所に行くといいと思います。

あと、斉藤一人さんの本をなんでもいいから、ぴんと来たものを読んでみると、

きっといいことがあると思います。一人さんの本は読みやすいので、病気で本が読みにくくなった

と言う人にもお勧めです。

以上をまとめると、統合失調症から回復するのに必要なことは、

基本的なことが3つ、服薬、睡眠、リハビリで

後必要なことが3つ、時間、SST、認知の仕方の修正

ではないかと思いました。

少しでも、統合失調症の方の病気がよくなっていくことを祈っています。

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